410 410 コントロールのコンボボックスとドロップダウンリストの違い | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

コントロールのコンボボックスとドロップダウンリストの違い

Word2007のコントロールもなかなか充実しています。
チェックボックス、オプションボタン、リストボックスなどは、アンケートを作成するときには便利な機能だと思います。

「開発」タブの表示

コントロールを利用するには、まず「開発」タブを表示させます。
既定では非表示になっています。

Officeボタンをクリックして、右下にある「オプション」をクリックします。

「Wordのオプション」ダイアログボックスの「基本設定」から「[開発]タブをリボンに表示する」のチェックボックスをオンにして「OK」ボタンをクリックして閉じます。


「開発」タブのコントロールグループの「デザインモード」ボタンをクリックして利用することが出来るようになります。

さて、このコントロールですが 「コンボボックス」と「ドロップダウンリスト」という同じようなボタンがあります。

コンボボックスの作成

まず、コンボボックスを作成します。


コンボボックスのボタンをクリックして、文書内でコンボボックスを表示したい位置でクリックします。

「コンテンツコントロールプロパティ」を表示して設定

「コントロール」グループの「プロパティ」をクリックします。

あるいは、ボックス内で右クリックして、ショートカットメニューから「プロパティ」をクリックします。

「コンテンツ コントロールのプロパティ」ダイアログボックスを表示させます。
タイトルや、リストを入力します。


「選択肢」の追加を続け、終わったら「OK」ボタンをクリックして閉じます。


デザインモードをクリックしてオフにします。
下のようにコンボボックスが作成できます。


ドロップダウンリストの作成

今度は「ドロップダウンリスト」ボタンをクリックして、同じように作成してみます。


選択肢は同じく「男」と「女」です。
作成してみると、「コンボボックス」と「ドロップダウンリスト」は全く同じように見えます。


コンボボックスとドロップダウンリストの違い

どこが違うかというとですね、選択肢以外の文字列を入力できるか、出来ないかです。

コンボボックスでは、「男」を選択した後でも、「昔は男」なんて文字列を入力できます。

ドロップダウンリストでは、選択するだけで入力はできません。


編集のロック

入力後、プロパティからロックすると編集できなくなります。


文書の保護

コントロールを作成したら、「文書の保護」も忘れないようにしてください。



「リッチテキスト」と「テキスト」の違いも以下の記事で解説しています。

コントロールのリッチテキストとテキストの違い

関連ページです。

フォームに日付選択カレンダーを表示

Word2013のコンボボックスの作成についても解説しています。

コンボボックスの作成 | Word2013 | 初心者のためのOffice講座

以下はコントロールに関する記事です。

テキスト範囲のグループ化(編集ロック) | Word2010 | 初心者のためのOffice講座

コンテンツコントロールとフォームコントロール | Word2010 | 初心者のためのOffice講座 

オプションボタンの挿入とグループ化 | Word2013 | 初心者のためのOffice講座

オプションボタンの既定をオフにするには | Word2013 | 初心者のためのOffice講座